ジソウのお仕事 50の物語(ショートストーリー)で考える子ども虐待と児童相談所【データ改訂版】

子ども虐待について考えてほしい。 
子どもたちとその家族の姿を知ってほしい。 
そして、ジソウ(児童相談所)とそこで働く人たちの思いや葛藤を伝えたい。

児童福祉司の体験から綴られた50の物語(ショートストーリー)と、子ども虐待と児童相談所の解説から構成しました。
児童相談所で働く人たちの「日常」の姿を伝える1冊です。 


ぜひ、手に取ってお読みください。 

プロフイール
【50の物語を執筆】
 青山 さくら(あおやま・さくら) 
児童相談所児童福祉司。隔月刊誌『くらしと教育をつなぐWe』(フェミックス)に2009年4月から「ジソウのお仕事」の連載を続けている。 

【解説とまとめを執筆】
川松 亮(かわまつ・あきら)

明星大学人文学部福祉実践学科常勤教授、社会福祉士。東京都に福祉職として就職し、知的障がい児施設、児童養護施設、児童自立支援施設で勤務の後、児童相談所に児童福祉司として勤務。その後、厚生労働省児童福祉専門官、子どもの虹情報研修センター研究部長を経て現職。全国児童相談研究会運営委員、「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク世話人、認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事等。共著に『シリーズ子どもの貧困5 支える・つながる』(明石書店、2019) 、『子どもの貧困ハンドブック』(かもがわ出版、2016)、『児童相談所はいま 児童福祉司からの現場報告』(ミネルヴァ書房、2012)等

目次



はじめに 川松 亮


1 ジソウはこわい?! 



1 ジソウはコワイ?! 

2 「非行少年」と呼ばれる子どもたち 

3 ジソウの人はうそつき 

4 お腹に赤ちゃんがいる時がしあわせなんです 

5 子どもはプレシャス(宝物)!? 

6 嫌われM男のこれから 

7 これより立入調査をおこないます!! 

8「答えは出ない」のか 
9 まじめな虐待 

10 “スーパーヒーロー”の登場 


解説1  児童相談所ってどんなところ? 


2 鬼は誰?


11 アモ? 
12 家庭訪問 

13 ざけんなよ! 

14 まとわりつく「性」
15 あなたを探します 
16 地の果てに落ちていく? 

17 かりたものはもとに戻す 

18 鬼は誰?
19 ひとりがいい

20 虫さされのあと


解説2  子ども虐待対応の現状はどうなっているの? 


3 心に届く言葉は見つかるのか


21 心に届く言葉は見つかるのか
22 福祉フクシした…

23 神頼み

24 ごみ屋敷の子

25 Jくんの「相談」

26 月曜日、朝8時…。

27 電車でゴー!

28 Mちゃんのひとり暮らし

29 思い描いてたのとちがう
30 条件つきの親子 

解説3  子ども虐待への支援はどうすればよいのでしょうか?


4 子どものしあわせって 


31 怒りのゆくえ

32 不登校相談

33 不法滞在の子どもへの支援

34 ふたごのふたり

35 ほんとはこわいんです

36 親子分離 

37 さしあげます

38 妊娠させてしまうなんて

39 子どものしあわせって

40 性的虐待がなかったことになる


解説4  子ども虐待はどうしたらなくなるのか?


5 行き場を探して



41 産後うつのおそろしさ

42 みんな勝手すぎます 
43 相談所らしい相談
44 Mちゃんの選択

45 家族のきずな

46 あきらめていました

47 行き場を探して

48 虐待父とどう接するか

49 タイムアウト

50 ふるさとめぐり



まとめ 児童相談所はこれからどうなっていくのでしょうか? 川松 亮

おわりに 青山さくら  

好評発売中

ISBN 978-4-910420-05-9

価格:1,980

在庫あり
注文数 :

カートの中身

カートに商品は入っていません

商品検索